夏から冬にかけて寒くなると、今まで肩こりがなかった方でも

「急に寒くなったから、今日は肩がこるなぁ~」、、、って感じる人がいると思います。

そこで今回は、寒くなるとなぜ肩こりになるのか、いろんな視点から説明していきたいと思います。

  

 

❶寒さに対する自己防衛反応

 

寒くなると、自己防衛反応といって自分の身を守るために体を丸めます。 

これは、環境の変化に身体が危険を察知して寒さから身を守っているのです。 

冷たい風が肌に当たると体を丸めてできるだけ冷えないように体の表面面積を小さくして心臓を守るようにします。 

この時に筋肉が緊張して血行不良となり肩こりの原因になります。

また背中も丸くなりますので猫背の原因にもなります。

    

 

❷血行障害による肩こり 

 

寒くなると筋肉が収縮し、その中を走っている血管も収縮します。 

ホースを手で挟むと水の出が悪くなりますよね。

あの状態が体の中で起きています。 

血液がスムーズに流れている時はいいのですが、その流れが滞ってくると疲労物質が蓄積して流れてくれなくなり、それが原因で肩こりを誘発します。 

怖いのは肩こりだけでなく、高血圧の方は脳の血管がつまってしまい、脳梗塞や脳卒中などの脳血管障害なども引き起こします。

 

 

❸ストレスによる肩こり 

 

人は、急に暑くなったり寒かったりと気温差が激しいとストレスを感じて痛みを誘発する「コルチゾール」というストレスホルモンを放出します。 

急に寒くなって肩がこる人は感受性が高く寒さに敏感です。

寒くなくても、

「天気予報で明日が雪の予報が出るだけで肩こりになる人」

「テレビなどで肩凝り対策のCMを見るだけで肩が凝ってしまう人」もいたりします。

  

これは「寒い=肩こり」というデータが脳に記憶されてしまっているからです。

 

 

❹気温差による肩こり 

 

夏には肩こりになる人は少ないですよね。

冬になると外と家の中では気温差が違うと思います。

その気温差が違うことにより脳が危険信号を送り

「寒さから身を守れ」

という合図で全身が硬直し特に首から肩にかけては、マフラーなどの防寒具をしないかぎり寒さを強く感じてしまうので首から肩にかけてかたまってしまい肩凝りが発生します。

なので布団の中から起床する時も部屋の中が寒さを感じないくらい温かいと、 きっと気持ちよく目覚めて、身を縮めることはないと思います。

 

 

❺運動不足による肩こり 

 

夏場は運動をしていても、冬になると寒さからパタッと運動をやめてしまう人がいます。 

特に朝、散歩やウォーキングをしている人は日の出が遅くなるため控えめになります。

筋肉を使わなくなると、徐々に固くなって運動をしている時よりも伸び縮みが少なくなり

発熱量が少なくなります。 

冬でも運動をしている人は、直ぐに体が温まるのですが運動をしていないと体が温まるのに時間がかかるということです。

  

 

 

★これを理解してるだけで色々と対策もできてくると思います。

まずは体を冷やさないように気をつけてもらって、首元や背中はしっかり温めるようにする。

すると体全身に温かい血を流してくれることになるので体が温まります。

また腰や膝なども冷やさないようにして温めるようにしてください。

あとは極力体を動かすようにも心がけてください。

じっとしているだけで筋肉は固まるので良くないです。

でも自分なりに色々と対策をしても、肩がこったり、背中が丸くなって猫背になることはあります。

自己管理だけでは間に合わない症状に関しては恵が行う

「指圧治療」「骨盤矯正」「猫背矯正」で手助けします^ ^
ですのでまずはご自身で出来ることからやっていきましょう。

いつでも恵は患者様の味方です^ ^

 

 

恵鍼灸整骨院 院長 河野

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