今日も睡眠に関するQ&Aの続きのお話をしようと思います。

 
Q1 眠れないときはどうしたら良いですか?

Q2 睡眠障害と睡眠不足の違いは何ですか?

Q3 適性な睡眠時間はどのくらいでしょうか?

Q4 他の病気から不眠になるって本当ですか?

Q5 「眠れない」とはどのような状況のことですか?

Q6 「寝だめ」は出来ますか?

Q7 寝酒はダメですか?

Q8 三交代勤務や夜勤が続くときに気を付けたほうが良いことは何ですか?

、、、の8つです(^ー^)ノ 

今日はQ3について、お話していこうと思いますm(_ _)m

 

Q3 適性な睡眠時間はどのくらいでしょうか?

   
前回での内容で実際に睡眠時間をどれくらい取ったらいいの?って思った方や以前から疑問に思っていた方もいてると思います。今日はそこについてお話していきますm(_ _)m

 

平成18年社会生活基本調査(総務省)において、日本人の平均睡眠時間は7時間42分と報告されています。(だそうですf^_^;)笑) また、平成20年国民健康・栄養調査(厚生労働省)では、睡眠時間の長さを6段階から選択させたところ、6時間以上7時間未満を選択した者が最も多かったことが示されました。(私自身以外に少ないんだなぁ~って思ったのが正直なところです!!私も睡眠時間っていったらこのくらいにはなるんですがねf^_^;)笑) これらの報告から、日本人の平均的な睡眠時間は6~8時間程度であると推測できます。

しかし、適正な睡眠時間の量について、万人に当てはまる基準を設けることはできません。これは必要とされる睡眠時間に個人差が存在するためです。発明家のエジソンの睡眠時間は非常に短かったと言われていますが、一方で、物理学者のアインシュタインは1日に10時間以上眠っていたそうです。

また、必要とされる睡眠時間は加齢と共に減少するとされており、個人内でも年齢や環境によって変化します。なお、睡眠時間は短い場合に問題視される傾向がありますが、長い睡眠時間が良いとは限りません。

大事にして欲しいのは睡眠の質です。睡眠時間が長かろうが短ろうが睡眠時にしっかりと寝れているかだと思います。浅い睡眠を長く取るよりはぐっすりと寝れている深い睡眠をきっちりと取れていることが重要になります。夢を見ることが多いとか、夜中に何度も目がさめる方は睡眠が浅いと思っておいて間違いないです。

それとこれは参考にですが、睡眠にはレム睡眠(浅い睡眠)とノンレム睡眠(深い睡眠)があります。このレム睡眠とノンレム睡眠は眠りにつくと、まずノンレム睡眠があらわれ、次に浅い眠りのレム睡眠へと移行します。私たちの眠りはこれら性質の異なる2種類の睡眠で構成されており、約90分周期で一晩に4~5回、一定のリズムで繰り返されています。レム睡眠の時に眼が覚めると目覚めがよく起きやすいと言われています。なので寝てから起きる時間を1時間半後、3時間後、4時間半後、6時間後と言ったように計算して目覚ましをかけるのもいいでしょう!ただこれは目安ですので、人によっても全然違います。90分周期に関係なく7時間後、8時間後がちょうどいいという人もいてるので、ここは自分の睡眠時間に合った時間で寝るようにしてください(^ー^)ノ

多くの調査によって睡眠時間は短くても、長くても死亡率が高くなることが示されており、この特徴はうつ状態にも当てはまるとされています。つまり、自分の睡眠時間を他者や以前の自分と比較したり、より長く眠ろうとすることは適切とは言えません。日中に快適に活動できることを睡眠充足の目安とし、睡眠時間にこだわらない姿勢が重要だと考えられます。自分に合った睡眠時間をとりましょう(^ー^)ノ

 今日はここまでです。

また次回のお話もよろしくお願いします^ ^ 

(日本睡眠学会より一部抜粋)

 

恵鍼灸整骨院  院長  河野

恵整骨院がLINE公式アカウントに登場!
お得な情報を受け取るには、以下のリンクから友だち追加してください。

LINEバナー

LINEで送る